Visteon社、自動運転システムの開発で新テストコースに出資 – 日経テクノロジーオンライン

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 米国の大手車載部品・システムメーカーのVisteon社は2017年11月13日、ミシガン州南東部に建設中のテストコース「American Center for Mobility(ACM)」に500万ドルを出資すると発表した。都市の道路環境を模した新テストコースで、ACMの開発チームとともに、自動運転やコネクティッドカーの開発を推進する。

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 ACMは、将来のモビリティと先進的な自動車の試験および製品を開発するための、初の国立の施設である。非営利団体で、ミシガン州の交通局や経済開発局、ミシガン州アナーバーの経済発展支援団体であるAnn Arbor SPARK、ミシガン大学らが立ち上げた。試験コースや施設をウイロウ・ランに現在建設中。米AT&T社や米Ford Motor社、トヨタ自動車、韓国Hyundai Motor社などが創立メンバーとして出資している。Visteon社は創立メンバーと同レベルのスポンサーとして参加する、初のTier1サプライヤーとなる。

 Visteon社は、2018年の「CES Las Vegas」で発表予定の人工知能(AI)ベースの自動運転プラットフォーム「DriveCore」の技術試験と検証を行う予定。自動運転アルゴリズム、自動運転に必要なV2X通信技術、センサー技術、セキュリティプロトコルなどについて重点的に検証するという。

 さらに重要な研究テーマとして、カメラやLiDARなどのセンサーデータを統合する高性能のドメインコントローラーの開発と、そのフェールセーフ技術の確立がある。人工知能の開発に必要なオープンなフレームワークと、テスト環境やシミュレーション環境を提供することで、アルゴリズム開発者が技術革新の可能性を広げられるようにする。

 ACMでは、4kmの高速環状道路、700フィート(約213m)の湾曲トンネル、交差点、ロータリー式交差点、二つのダブル立体交差などを含むテストコースが2017年12月にオープンする。ACMの本部やほかの施設は2019年12月までに段階的に開所していく予定。



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