ライフスタイル別、夫婦ふたり暮らしのキッチンプラン

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子どもの独立や夫の定年など、ライフスタイルが変わるタイミングでリフォームを検討される方は多いでしょう。今回は、新しく始まる“夫婦ふたりでの暮らし”が、今までよりも楽しく快適になるようなキッチンプランを、ライフスタイル別に3つご紹介します。

1.物を減らしてシンプルに暮らすなら、機能充実コンパクトプラン

子どもが独立してこれからはシンプルに暮らしたい、定年後に時間ができたら料理を楽しみたい、夫婦一緒に料理をしたい、子どもや孫が遊びに来た時に料理しながら会話をしたいなど、ふたり暮らしのご夫婦がキッチンをリフォームする際は、さまざまなご要望を頂きます。

その一方で、共通しているご要望もあります。それは「料理や片付けが楽にできるようにしたい」という、この先の身体の変化を見据えたものです。「最後のリフォームになるかもしれないので、車椅子になったときでも使えるようにしておきたい」というご要望を頂くこともあります。料理や片付けが楽になると、キッチンに立つ時間も短くなり身体への負担も軽くなります。

物を減らしてシンプルに暮らしたいという方におすすめは、コンパクトサイズでも機能を充実させたキッチンプラン。出し入れしやすい収納の工夫を取り入れたり、新しい機器を上手に取り入れたりなど、体への負担を賢く抑えながら、シンプルに暮らせるプランです。

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間口210cmとコンパクトなサイズですが、シンクの下には収納と食器洗い乾燥機もビルトイン。目の前に引き下ろせる収納や仮置き棚があれば、手際よく料理や片付けができます。

コンパクトサイズのキッチンに交換すると、キッチン空間の広さを変えずにスペースを生み出すことができます。例えば、標準的な255cmからコンパクトな210cmに変更することで45cmのスペースを生み出せます。

生み出したスペースに背の高い収納棚を置けば、よく使う食器程度は十分にしまえるので、食器を出し入れする動線も短くできます。

もしくは、車いすが通れるような通路幅や作業スペースに充てるのもよいでしょう。

2.夫婦2人が一緒に使えるキッチンプラン

定年後、もっと家で料理をしたいというご要望を持つ男性は多いです。

自分で釣った魚をさばいたり、習っているそば打ちを家でもやりたいなど、料理にまつわる趣味をより楽しみたいという方もいれば、自分の食事ぐらいは自分で準備できなければと、必要性を感じて料理を始める方もいます。

これまで奥様が1人でキッチンを使うことが多かった場合、夫婦2人で料理をすると家事負担が減り助かるという半面、キッチンが狭くなるし、2人立つことで動線がぶつかり、調理しづらいと感じるかもしれません。

今後、夫婦2人でキッチンを使う機会が増えそうなら、調理スペースをできるだけ広く確保しておきましょう。1カ所だけ広いスペースを確保してもよいですが、調理スペースが2カ所に分かれていれば、作業中にぶつかることもなく、より楽しく一緒に料理ができます。

夫婦2人のキッチン

調理スペースが2つある「デュアルワーク」のキッチン。夫婦が同時に調理しても動線が重ならないので、作業をスムーズにすすめられます。

キッチンを新しくしても、ダイニングから独立したクローズタイプのキッチンだと“奥様の城”的な空間になり、ご主人は入りにくくなります。気軽に入っていけるようなオープンな空間にしたいですね。

例えば、コンロは壁付け、シンクはダイニングに対面させるプランなら、オープンな空間でありつつ、調理スペースもシンク側・コンロ側の2カ所に確保できます。

キッチンの配置

コンロは壁付け、シンクはダイニングに対面させたオープンスタイルのプラン。シンク側をアイランドにすれば、ダイニングへの動線も増えるので配膳時にぶつかる心配もなくなります。

3.来客と一緒の時間を楽しめる、オープンキッチンプランも人気

知人を招いて食事やお茶を楽しむ機会を増やしたい夫婦や、子世帯が遊びに来るのを楽しみにしている夫婦に人気が高いのが、リビング・ダイニングと一体感があるオープンキッチンです。

オープンキッチンなら、料理中でも来客の会話に参加できますし、料理づくりを一緒に楽しむこともできます。

おすすめのプランは、L字の片方の辺を壁付けにもう片方をダイニングと対面するように配し、背面に収納を設けたU型プランです。シンク、コンロ、背面収納がごく近いので、調理動線が短くなる点もよいですね。

L字型キッチン

コンロ部分を壁付けに、シンク部分をダイニングに対面させ、背面には収納を設けたU型プラン。収納や冷蔵庫も近く、身体に負担がかかりにくいプランです。

オープンかつ調理動線が短いU型プランですが、作業スペースはあまり広くないので数人で一緒にシンクやコンロ前に立ち、作業するのは難しいかもしれません。お手伝いはダイニング側から盛り付けや配膳などを手伝ってもらう程度で構わない、という方にはオススメのプランです。

視線が通るキッチンプランで、気配を感じ合える

オープンキッチンはリビング・ダイニングへ視線が通りやすいので、料理中でも気配を感じ合えるというメリットもあります。今は2人とも元気でも、この先の変化に備え、お互いの気配が分かるようなプランにしておくことも大事といえます。

とはいえ、キッチンが丸見えになるオープンプランには抵抗がある方もいるでしょう。そんな方には、手元が隠れるタイプのキッチンを選ぶ、コンロの前だけ壁を設ける、などの方法があります。

オープンキッチン

写真左は、程よい高さのカウンターで手元を隠せるキッチン。写真右は、コンロの前には壁を設け、他の部分は前壁を少し立ち上げて手元を隠したキッチン。どちらも見せたくない場所は隠しつつ、調理中でも気配を感じ合えます。

また、オープンキッチンには吊戸棚を付けないことが多いです。今までそこに色々な物を収納していた方は、リフォーム後はどこに置くのか検討しておきましょう。

今のキッチンのベースキャビネットは、収納できる量が以前より増えていますし、出し入れしやすい工夫も施されています。この収納を上手に活用すれば、吊戸棚がなくなっても困るようなことはないと思います。

キッチンキャビネット

引き出しタイプのキッチンキャビネットは、収納量が多く、どこに何があるのかパッと分かります。キッチンツールや調味料を使う場所の近くに収納できるタイプなら、調理時間も短くなります。

安心して使うための配慮も大事

加齢に伴う五感の衰えを考慮して、調理に火を使わないIHヒーターを選ばれるケースは多いです。

ガスコンロと迷われる方には、IHヒーター専用の電源のみキッチンに設けておく方法もあります。そうすれば、IHヒーターに交換したくなったとき、分電盤からの引き込み工事が不要になるので、より手軽に交換できるからです。

また、視力の低下に備え照明は多めに設けておきましょう。特に、刃物を使う手元にはしっかりとした明るさを確保しておきたいですね。

汚れが見えにくくなり、食器がきれいに洗えているかよく分からなくなったという声も聞きます。食器洗い洗浄機ならきれいに洗えますし、片付け時間の短縮や節水効果もあるので、このタイミングで取り入れるのもよいと思います。

キッチンの照明と食器洗い乾燥機

安心して使うための配慮も忘れずに。写真左は器具に触れずに点灯・消灯ができるセンサースイッチ式の手元照明、写真右は食器がセットしやすい食器洗い乾燥機。

ショールームで「夫婦ふたり暮らしのキッチン」のイメージづくりを

キッチンをリフォームすると決めたら、できるだけ早いタイミングでショールームに足を運んでみましょう。特にキッチンサイズや間取りを大きく変更する場合は、設計士やリフォーム会社の担当者と一緒にショールームに行き、実際のサイズ感を把握することをおすすめします。

ショールームは、予約をせずに自由に見学することができます。ただ、一人で見て回るより、ショールームを案内してくれるアドバイザーから、商品特長や使い方の説明を受けた方がより深く理解できます。「案内してもらったら買わなければいけない?」と思っている方もいますが、ショールームは見学のみで、買うことはできない場所なので、安心して案内してもらいましょう。

ショールームで実際の商品に触れたりキッチンプランを体感することで、“夫婦ふたり暮らしのキッチン”のイメージが持ちやすくなるはずです。まずは気軽にショールームに足を運び、色々なタイプのキッチンを見て、アドバイザーの案内を受けてみてください。

トクラスショールーム

 

トクラスショールーム

空間全体の雰囲気やサイズの感覚、商品の使い心地などが体感できるショールーム。平日は比較的空いていますが、休日は混み合うので、事前に予約をしてアドバイザーと一緒に見学することをおすすめします。

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