セイコーNPC、磁気アレーセンサーで2次電池を非破壊検査 – 日経テクノロジーオンライン

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 セイコーNPCは、Liイオン2次電池の非破壊検査に向けた磁気アレーセンサーを「TECHNO-FRONTIER 2017」(2017年4月19~21日、幕張メッセ)の大同特殊鋼ブースに参考出展した。大同特殊鋼のナノグラニュラーTMR型磁気センサーを採用したもので、Liイオン2次電池の欠陥(短絡)部分の電流による磁場を磁気センサーで検出するというもの。現在、検証に協力してもらえる電池メーカーなどを探しており、3~5年後の実用化を目指したいとする。

中央の基板が磁気アレーセンサー。右が100mm×100mmの測定用Liイオン2次電池。

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 今回展示していたのは、磁気センサーを300チャネル分、2mm間隔で並べた試作品。現時点で、数mAの電流が流れる短絡を数秒で検知、場所を特定できるとする。従来、Liイオン2次電池の短絡検知には、インピーダンスなどの電気特性測定やX線検査などが使われる。例えば電気特性を測定する場合に比べるとエージング等の時間なく短絡場所を特定できる点で有利とする。X線検査に比べると、設備等が簡易で済み、実質的な測定時間を短縮できるとする。そのため、開発時に加えて生産工程での不良品検出に向くと見込む。

デモによる測定結果画面。

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 課題は、実際の電池のように厚みがある場合には感度が低下する点。また、Alやステンレスなどのケースに入っている場合に検出できるかどうか、今後検討する必要があるという。特にステンレス缶は材質の磁性により磁気が通る場合や通らない場合があるという。





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