マレーシア政府、インド企業誘致を強化 – 日本経済新聞

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 ■マレーシア政府 マレーシア政府がインド企業誘致を強化している。ナジブ首相はインドを訪問し、港湾都市開発などでインド企業の協力を求めた。一部のマレーシア企業とインド企業は開発でMOU(覚書)を結んだ。

 国営ベルナマ通信によると、ナジブ首相はニューデリーで投資家に「インドとマレーシアが協力できる余地は大きく広がっている」と説明。マレーシア経済は多様で世界最多の印僑人口を抱えていると指摘、投資を求めた。

 マレーシアのサイム・ダービーとMMCコーポレーションの子会社が共同で発表したところでは、両子会社はインドのアダニ・グループと合同でマレーシアの港湾都市の開発に関する事業化調査を実施する覚書に調印した。

 事業規模は320億ドル(約3兆5500億円)に上る見通しで、場所はクアラルンプールから西南約50キロメートルのセランゴール州キャリー島の田園地帯。世界の船舶が往来する東西の戦略的要衝、マラッカ海峡沿いに位置する。

 この事業では、MMCコーポレーションの完全子会社でインフラ事業のMMCポーツとインドの「アダニ・ポーツ&スペシャル・エコノミック・ゾーン」が世界で11番目にコンテナ取扱量の多いクラン港を拡張し、キャリー島に港を建設する。

 ベルナマ通信によると、両社は別途、サイム・ダービー・プロパティと協力し同港周辺の地域を港と一体になった都市に変える計画も進める。事業期間30年間で資金規模は227億8000万ドルの見通し。

 ナジブ首相は、ここ数年、様々な経済計画を実施し、マレーシア経済を石油とガスへの過度な依存から抜け出る努力を重ねてきたと強調した。(クアラルンプール=CK・タン)





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