住宅購入は失敗談だけでなく「成功」からも学ぶべき

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残念ながら、住宅購入で失敗するケースも多いでしょう。

土地を買って自分で家を建てる場合には、「3度目の家が本当に自分のものになる家だ」などともいわれますが、住宅を購入する場合でも2度目、3度目でようやく満足のゆく選択ができるのかもしれません。

失敗の原因はさまざまで、資金計画の甘さ、物件選択のミス、重要な要素の見落し、担当者とのコミュニケーション不足、あるいは強引な営業のペースにはまってしまい無理やり買わされた、と感じることもあるでしょう。

また、購入した後に予期せぬできごとで住宅ローンの支払いができなくなることもあります。

極端な事例では「住宅ローンの返済が多少滞ってもどうにかなるさ」とタカをくくっていたら、「気が付いたときには競売の段取りが進んでしまっていた」などという人の話を聞いたこともありますが、住宅購入ではしっかりとした意識をもつことも大切です。

不動産の営業担当者などが原因となる失敗はあってはならないことですが、実際にはそのような事例も後を絶たないようです。

しかし、失敗を重ねながら何度も住宅を買うというわけにはいきません。

初めての住宅購入で満足できる結果になれば何もいうことはありませんが、たまたまそうなっただけということも考えられます。

「失敗から学べ」とはよくいわれることですが、仮に失敗がなくても、なぜうまくいったのかという視点で “成功した要因” を学んでおくことも大切ではないでしょうか。

友人や知人、職場の同僚、あるいは親戚などから経験を聞こうとすれば、どうしても「失敗談」に興味が向かいがちで、その結果としてネガティブな印象を強くもつかもしれません。

しかし、「ここに気をつけたらうまくいった」「事前にこのような段取りをしたら失敗を未然に防げた」「契約前に検査をしてもらったら建物の悪いところが見つかり、直してもらえた」などの「成功談」からも学ぶことは多いはずです。

長い人生で一度きりか、多くても数度しかない住宅購入で、ほとんどの消費者は購入の “プロ” にはなれないわけですから、「数少ない経験のなかでいかに多くを学んでいくか」という姿勢も持っていただきたいものです。

>> 平野雅之の不動産ミニコラム INDEX

(この記事は2006年11月公開の「不動産百考 vol.5」をもとに再構成したものです)

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